2012/08/06

London Olympic 2012




                                   Earls Court Exhibition Centre  3.8.2012



今回は、スタジオにも、製本にも全く関係ない話ですが、なにせこの次期のロンドンということで.....。
オリンピックは2週目に入りました。各会場で空席は目立つものの競技はスムーズに進行しており、特にこの数日でイギリスは一挙にメダル獲得数を上げ盛り上っています。
オリンピック期間中は、市内での混雑が予想されるということで、私はどこへも行かずにゆっくりとテレビやネットで観戦をしようと思っていたのですが、せっかくロンドンに住んでいるに何も見ないのも哀しいと思い、オープニングの1週間前に遅まきながらチケットを購入しました。

27日のオープニングの日は、その日の朝になってから聖火を運ぶ船がBarnesの近くを通ると知り、慌ててカメラを持ってBarnes Bridgeまで駆けつけました。ちょうど雨が降り始めたのですが、非常に運の良い事に、私が到着して1分もしないうちに聖火を運ぶ”Gloriana”が現れました。お天気が悪いぶん、華やかな船の金色や黄色の旗が鮮やかに映えてとてもきれいでした。

      Barnes Bridge 27.7.2012

      Gloriana 27.7.2012


夕方は、近所の友人宅でホーム・パーティがあり、皆でオープニング・セレモ−を見ました。集まったメンバーは私以外は全員イギリス人で、かなりこのセレモニーに満足しておられるようでした。イギリス人だからこそ解る、楽しめる、というようなところもあったように思いますが、全体的に豪華でユーモアあふれる構成だったのではないかと思います。私は特に聖火が若い世代の人達によって点火されたことと、参加国を代表する聖火台のコンセプトは素晴らしいと思いました。

さて、手に入れたチケットは、女子バレーボールで2試合見ることができるもので、第一試合はブラジル対中国戦で、第二試合が日本対ロシア戦、会場はEarls Courtにあるエキジビション・センターです。
出入り口が二カ所に設定されており、トップにある写真は、地下鉄Earls Court駅前の出口専用の方です。入り口は、会場をぐるりと回ったOld Brompton Roadに面した方で、入場者は空港でおこなわれるのと同じようなセキュリティチェックがあります。私の友人はベルトの金具で警報が鳴ってしまい、チェックされていました。

      Security check at Earls Court Exhibition Centre 3.8.2012

オリンピックを見にいくのも、バレーボールの試合を見に行くのも生まれてはじめての事でしたが、テレビで見るのとはかなり違うということを実感してきました。
日本の応援にいらした多くの方々が浴衣姿で、袴姿の男性の方も居られました。
主役の選手や得点を追うのは、テレビやネットのビデオの方が良いかもしれませんが、会場に行ったことで、脇で試合を盛り上チアガールや床ふきの若者達の存在を強く感じました。あれは、かなりの重労働です。

      Field of play at Earls Court Exhibition Centre 3.8.2012
      Cheer Girls 3.8.2012

日本は残念ながらロシアのアタックとブロックにはばまれ、1セットしか取る事ができませんでしたが、どのセットも僅差の健闘。日本チームの皆さん、お疲れさま、良い試合を見せていただいて、ありがとうございました。

      Japanese Volleyball Team 3.8.2012

ところで、会場の係員がとても親切で、感じが良いのと、誘導がなかなか上手だったので感心してしまいました。このようなことは、オリンピック期間中だけでなく、今後も続いていくと嬉しいのですが……..